栄養と犯罪について
以前から食や化学物質には非常に興味がありましたが
ワクチンが始まりこちらの中村先生の記事は良く拝見しておりました。
中村篤史先生の職親プロジェクトから抜粋させて頂きました。
(前半部分はこちらには載せておりませんが、あまりに凄い話で泣いてしまいました)
妊娠中の食事はすごく大事です。オギャーと生まれてから人生が始まるのではありません。お母さんのおなかの中にいるときから、人生は始まっています。だから、お母さんの栄養状態が胎児の神経系の発達にモロに影響します。たとえば、妊娠中に良質の脂質(ω3系PUFA)が多いと脳発達が好ましく、逆に、少ないと脳容積が小さくなるという相関があります。
妊娠初期のお母さんの血中PUFA(多価不飽和脂肪酸)量が少ないと、その子供が5歳になったとき、攻撃性、反抗性、粗暴さがより顕著になります。
つまり、犯罪傾向の芽は、すでに妊娠中から始まっているということです。
ADHDの子供にマルチビタミン・ミネラルのサプリを10週間投与すると、児の攻撃性、かんしゃく、他の児とのケンカ、感情激発が有意に減少しました。
ADHD児童を対象にした研究ですが、
ご覧のように、ADHD児童は感情や行動のコントロールがきかず、学校でいじめを受けやすく、また、犯罪をおかすリスクも有意に高いというデータがあります。
ビタミンやミネラルのサプリでADHD症状が緩和されるとすれば、それはそのまま、後年犯罪に走るリスクを低下させることにもつながると考えます。
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ズバリ、受刑者に直接介入した研究があります。対象群にサプリを投与し、コントロール群にプラセボを投与する。その結果、サプリ投与群で刑務所内でのルール違反の件数が、プラセボ投与群に比べて34%減少しました。
同様の研究は複数あります。たとえば、もうひとつあげると、
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やはり、サプリ投与群で暴力行為の発生件数が35%減少しました。
なお、上記の研究で使ったサプリは下のような栄養組成です。
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https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0011128721989073
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12091259/
いずれのサプリにもiodine(ヨウ素)が含まれていますが、個人的には、最近ヨードに大いに注目しています。
また、上記の研究では使われていませんが、有機ゲルマニウムやCBDオイルも受刑者のメンタルに好ましい影響を与えると考えています。
草刈さんは、刑期を終えて出所した人の再犯率の高さに頭を抱えておられるとうかがいました。
そこで、僕からの提案としては、受刑者にサプリを飲ませてはどうか、ということです。
受刑者全員というのは予算的に厳しいとすれば、たとえば20人くらい、特に犯罪傾向が強かったり問題行動が目立っている人を選んで、食後にサプリを飲んでもらう。
事前の調査として、PCL-R(サイコパシー・チェックリスト)などを使って受刑者の精神状態をチェックしておく。
それで、サプリをたとえば半年ほど飲ませてから、もう一度同じ検査をして、反社会的傾向などが改善しているかどうか調べる。
きっと好ましい結果が出ると思います。
いわゆる犯罪者というのは、一般の人と違う何か特殊な人種なのかというと、全然そんなことはありません。栄養状態がメンタルに及ぼす影響は極めて大きいものです。「犯罪傾向」というのは結局のところ、偏った栄養状態のひとつの現れに過ぎないと思います。
ものすごい極悪人が犯罪を犯すのではありません。ひどい栄養状態による精神荒廃がその人を犯罪に走らせる。それだけのことではないか、と。
もちろん愛情も大事な要素です。愛情は心の栄養ですから。しかし同時に、体という肉体を養う栄養素も精神の健全な発達に極めて重要です。
刑務所は、懲罰の場というよりも、更生の場であるべきだと思います。そして、本当の反省、本当の更生は、栄養状態の改善によりメンタルが安定して初めて可能になると思います。
そうなんです!
薬では病気は直せないんです!
食事すなわち食べるもので体を直していけるのです!
しかし今の野菜には合成肥料で育てていて土に栄養がなく
実際の野菜を食べても栄養が取れないので
絶対に安全なサプリから栄養を
採らないと元気にはなれません。
医者が出す石油から出来た薬では
体は保てません。
みなさんに早く気付いてほしいと思います!
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